塗装の役割

 大きく分けると、三つの役割があるようです。その一つ目は、「保護」です。建築物は一般的に、水や日光、風雨、大気中の腐食性物質などにより劣化するものです。この点、塗料は建物に丈夫な皮膜をつくり建物を保護し、錆びを防いでくれます。塗料が塗られているのとそうでないのとでは、数年で大きな差が出ます。特に木材の場合、撥水性を持たせたり、木の呼吸をさまたげないような保護材を塗らなければ自然に腐朽します。このように、塗料には様々な劣化要因から「保護」する役割があるのです。

2つ目は、「外観」です。塗料により色彩や模様などを自由に楽しむことができます。これも、大きな役割の一つだと言えます。

3つ目が、「特殊機能」です。

最近では、防水や防錆、防虫、抗菌、防音機能など様々な特殊機能が期待されるようになっています。また、省エネで環境を考えた商品も多く開発されているようです。光触媒塗料やナノテクノロジー塗料、遮熱塗料などはその代表となる例です。

外壁塗料の種類が多すぎる(数百種類以上)

グラフ 建築塗装に使用される塗料は、大きく分けて4種類、アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッソ塗料と言うグレードが存在し、アクリルからフッソと、右に行く程最新で、高耐久、高価格になっています。
 一番人気のグレードは、シリコン塗料で、塗装業界で1番使用されている塗料です。
種類

油性塗料と水性塗料の一番の違いはニオイ!

 赤ちゃんやお年寄り、またアトピーやのど等に敏感な方がお住まいの場合や周辺の環境により、ご近隣対策で、ニオイの少ない水性塗料をオススメしています。
 油性塗料は感じ方に個人差もありますが、工事が終わるまでニオイが残る事はありません。  塗った後でセラミック粒子が塗料の表面側に浮き出して固まります。セラミックは、静電気を防ぎ、汚れを寄せ付けまず、雨で汚れを洗い流す効果も発揮します。
 塗装作業中は少々ニオイますが、手触り・色艶で判断すると和寛住建では油性塗料をお奨めします。  その他の特徴として、油性はサイディング外壁に最適、水性はモルタル外壁に適しています。

1液タイプの塗料・2液タイプの塗料

 1液タイプの塗料とは、それ1本で塗装することができるように成分調整された塗料です。2液タイプの塗料とは、職人が現地にて2液を一定割合で混合して、はじめて塗装できるようになる塗料です。
 一般的には、二液は反応硬化タイプのため、幅広い下地に適用できます。下地への浸透性、付着性では一液より優れていると言えます。

溶剤とは

 樹脂は主成分として、顔料は色彩として、最終的に塗膜として残るものです。それに対して、溶剤は塗膜が形成された際に、蒸発により消散してしまうものです。
 溶剤は塗料が硬化する反応にとって不可欠な物質です。樹脂だけでは塗装できないので、シンナーや水に樹脂が混じったものを塗装し、後でシンナーや水が蒸発することにより、樹脂はしっかりと被塗装面に密着するというわけです。
塗料の丈夫さは、第一には樹脂の成分によって大別されますが、この溶剤が何であるかも塗料の丈夫さを規定する重要な要素です。

期待耐用年数

 塗膜は、紫外線や水、排気ガスなどの劣化因子により、初期の機能・性能が低下します。
通常、劣化には様々な段階があります。
1段階:汚れ、変退色など、外観性能が失われる
2段階:塗膜の表面劣化が進行し、チョーキング(白亜化)、磨耗、ひび割れなどが生じている
3段階:塗膜のひび割れが素地まで進行し、浮きや剥がれが生じ始める
4段階:塗膜の連続性が失われ、素地との密着性、保護機能を失う
この中で、1段階は、塗膜の保護機能は失われていませんので、修繕を行うには早いといえます。2、3段階に達した時期が最適な修繕時期であるため、ここに達するまでの期間を耐用年数とします。4段階になりますと、塗膜の耐久性は期待できないため、完全に除去して新しい塗材で改修することになります。
通常、劣化は、材料、地域性、施工水準、メンテナンス、施工部位など、様々な因子が複雑にからんでいます。

クリーンマイルドシリーズ(超低汚染弱溶剤形樹脂塗料)

クリーンマイルド

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